「ソメイヨシノ」は上大島キャンプ場の桜の中でも代表的な桜です。
今年は、昨年より2日早く3月16日に咲き出しました。
これから4月上旬ころまで皆さんの行楽のお供をいたします。
ただ3月21日まではキャンプ場が閉鎖されており、
桜を愛でながらBBQを楽しむというのはもう少し我慢しなければなりませんが、
さしあたっては散策路をそぞろ歩きで楽しんでください。
緊急事態宣言解除後には「見頃」を迎えられそうです。
例年ご好評をいただいている夜間ライトアップは、
今年は残念ながらコロナ禍で実施しません。
付近は自然環境が良いせいか「ウグイスやメジロ」もいい声でさえずり、
春をさらに演出しています。
トピックですが、ソメイヨシノの中でも珍しい
「里帰り桜=咢堂桜」もご覧いただけます。
これは津久井・又野出身の政治家、尾崎咢堂(本名=行雄)が
東京市長時代(1912年)に米国ワシントンÐⅭのポトマック公園に寄付した
桜から穂木した孫樹にあたります。まだ幼木なので花は数年後には来場者の目を
楽しませてくれるはずです。管理事務所の横ほかにあります。
第4駐車場付近では「大漁桜」も見られます。ソメイヨシノの前に開花しますが、
幼木なので数年後に花は期待できます。
当キャンプ場では今後、これらを大事に見守っていきたいと考えています。
コロナ禍でも桜たちは花を咲かせ、力強く新芽の息吹が聞こえてきます。
どうぞ今年は、新型コロナウィルス感染症に充分注意のうえ、
静かにお花見をお楽しみください。
以上