その名前は「神代アケボノ」、さがみはら桜守りの会から頂戴し、上大島キャンプ場
の相模川に沿った上流部に、同会と大島観光協会メンバーで過日、植樹しました。
この桜はソメイヨシノに似ていますが、花弁はピンク色が少し濃く、全体的に鮮やかです。
開花時期はソメイヨシノよりわずかに早い、3月下旬頃です。
ソメイヨシノよりてんぐ巣病にかかりにくく、今後の代替品種になりうるものです。
品種発見経緯は、1912年、当時東京市長の尾崎行雄(咢堂)はソメイヨシノを米国に
送り、そのソメイヨシノと別品種の交雑により「Akebono(アケボノ)」が生まれ、
これが逆輸入され、この桜を神代植物園で接ぎ木し、育てていたところ、Akebonoと
は異なる特徴の花をつけたという。これが「神代アケボノ」という名前に命名。
先輩サクラには河津桜、大漁桜、ソメイヨシノ、大島桜など植樹され、
そして新人!?「神代サクラ」が仲間入り、ご利用の皆さんを大いに歓迎します!
植穴の整備
客土作業
植え付け後
さがみはら桜守りの会メンバー