キャンプ場で、「安全・安心」に楽しめるのは誰もが望むところです。
利用者は幼児から老年まで個人や団体、また、外国人も多く来場しています。
そこで “いざ”というときに備え、すぐ実践に生かせるように、先般、二つの安全
訓練を実施いたしました。
第1部は「AED操作」の訓練です。
上大島キャンプ場には管理事務所にこれを備え付けています。万が一、キャンプ場
利用者がケガや事故でAEDが必要になった場合、救急車が到着するまで、応急手当
が必要です。私達は、AEDや人工呼吸がスムーズに操作できることが不可欠であり、
「訓練用AED」で、3人一組になり、全員が貴重な体験を繰り返しました。
第2部は「キャンプ場内のトラブル対応」で、これは初めての訓練です。
相模原北警察署生活安全課の金子係長他2名のご講義の後、金子氏らが「炊事場で
刃傷沙汰発生」の模擬演技を行い、私達はどう対応すればよいか、質疑応答を交え、
訓練しました。この中で安全とされる間合い(2m)や距離(4m)の重要なフレー
ズを吸収でき、さらに、その周辺の利用者に“避難呼びかけ”対応の重要性などを学び
ました。
このような安全研修は、今後も定期的に実施し“いつでも適切に対応できること”に
自信を深めていきます。
「皆さん 安心してキャンプ場をご利用ください。お待ちしてま~す」
・会長は「AEDはすぐ使えるように」「場内トラブルでは警察にどんどん質問し、疑問を解消してほしい」と、挨拶。(この日雨天のため、管理事務所横の炊事場をお借りし実施)
・第1部AED訓練 訓練用AEDで音声ガイダンスに従って操作をする(実機も音声ガイダンスで操作)。
・3人一組で訓練(胸骨圧迫する人、119番に通報する人、AEDを取りに行く人)。胸骨圧迫は1分間に約100回、救急車が到着するまで継続、そのため、控えの交代者が重要。
・負傷者に、「大丈夫ですか」と声掛け。意識がなければ心臓マッサージやAEDの出番。躊躇せずが重要!
・第2部「 場内のトラブル対応」 “音楽がうるさい”とクレームをつける役の 金子係長、仲裁に入る当協会の当番者。
・ナイフを持つ犯人役(奥)に刺され、倒れる金子さん。刃物を保持しているので距離が必要と反省会で指摘。すぐに救急車や110番などの手配。
・水難事故についての対応を北警察署地域課の渡辺さんから講義。(相模川が隣接しているので)